NEWS2024.02.15
投資アパートで一番肝となる部分がボリューム図作成です。
このボリューム図作成で間違ってしまうと、購入後の意匠図作成(確認申請図面)に入った際に
6階建と聞いて購入していたが、実際は5階までしか建築することが出来なかったなどの問題が起こります。
想定戸数を下回る為、利回りは目減りし、銀行融資の基準を満たすことが出来なくなり計画倒れとなります。
また、東京都でアパートやマンションを建築する場合には、区によって様々な条例があります。
・全ての住戸の駐輪場が必要
・〇戸以上は25㎡以上にする必要がある
・〇戸以上は駐車場が必要 など
※毎年変更になる可能性がある為、注意が必要です
上記を見落としてしまうと、再設計が必要となり、計画倒れとなる場合があります。
更に、表面利回りを良くする為に極端に狭い住戸を多く作りますと、入居者の回転率も上がり
その度に修繕費用や広告費用、管理会社へ支払う手数料等が掛かり想定利回りから外れた
賃貸経営となります。
上記を踏まえて弊社では経験豊富な設計士と共にボリューム図作成をしていきます。
【板橋区板橋】については土地が垂直ではない為、建物が斜めの部分もありますが、
水回りを上手く配置することにより、居住空間を広くすることに努めました。
また、条例や法を順守しながら最大限に利回りを良くする為、2階の部分をオーバーハング
(2階以上の部分が1階部分よりせり出す)としました。
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